恵庭駅通商店街振興組合
これまでの歩み

市制施行50周年の節目の年を迎えた恵庭市。
恵庭駅通商店街振興組合の歩みや、恵庭の「顔」として親しまれている恵庭駅を振り返ります。

恵庭の「 顔 」誕生

たち商店街の顔ともいうべき「恵庭駅」は、大正15年に私鉄北海道鉄道㈱により営業が開始されたことに始まります。

その後、昭和18年に国(鉄道省)によつて買収され千歳線の駅となりました。昭和41年には線路の複線化に伴い、駅舎を併設した跨線橋が設置されています。

代の経過とともに、駅舎は現在の近代的な建物になるまで幾度か増改築を経てその姿を変えています。特に、恵庭市が昭和45年に道内で31番目に市制が施行されると、さらに都市化の進展が加速し、新工業団地や住宅地の開発が進むなど、通勤通学による駅利用者の数も年々増加。

これに対応するため、昭和61年には「橋上駅」に姿を変え、新たな恵庭の顔として、まちの発展を支え続けてきました。

▲昭和45年頃の恵庭駅

駅前商店会の歩み

の発展とともに、駅や駅前広場、恵庭駅通(道道恵庭停車場線)などの環境整備も進み、平成7年には沿道の地域住民による道路愛護組合が設立され、美観を維持するための活動が始まりました。

その2年後、この活動をきっかけに集まった、商店、飲食店、事業者の皆さんの中から、市民に親しまれる「駅前」の賑わいづくりの機運が高まり、平成10年には「恵庭駅前通り商店会」(会員29店舗)が設立されました。

沿道の清掃や花のまちづくりを応援する植栽などの美化活動、夏の風物詩でもある盆踊り(夏祭り)の開催、冬季には駅広場のイルミネーション装飾や、キャンドルナイトなど様々な事業に取組んできました。

▲昭和61年頃の恵庭駅

▲現在の恵庭駅
 エスカレータ等の施設が完備された、人にやさしい駅に生まれかわりました。

活性化に向け法人化

成14年、恵庭駅に快速列車が停車するのをきっかけに、駅の周辺には病院やビジネスホテル、黄金地区の住宅開発、「駅西口周辺再整備事業」に伴う再開発ビルの建設など、駅周辺の都市化が一層進む中、地元商店会としても、活動の活性化図るための好機と捉え、平成27年4月に法人格を取得して「恵庭駅通商店街振興組合」として新たにスタートをきりました。

また、駅周辺の賑わいづくりの一環として、再開発ビル「いざりえ」内に、組合が運営する「駅まちプラザ」を開設。農商工連携により商品化された地元産品などを取扱う「まちの駅」としての機能を持ちながら、地元商店街はもとより、地域活性化に向けた活動に取組んでいます。

今後も恵庭の「顔」となる商店街を目指し、地元市民の皆さまに信頼され、愛される商店街活動を展開してまいります。

▲駅まちプラザ